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奥山整形外科 奥山整形外科

【膝】膝蓋骨脱臼

症状

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿(膝蓋骨)が外側へ外れる「外側脱臼」がほとんどです。

初回の脱臼では、

  • 膝の強い痛み
  • 腫れ
  • 膝が動かしづらい
  • 歩行困難

などの症状がみられます。

脱臼が自然に戻ることもありますが、その場合でも膝の内側に痛みや腫れが残ることがあります。

また、脱臼を繰り返す「反復性脱臼」になると、

  • 膝が外れそうな不安感
  • 膝の不安定感
  • スポーツ時の恐怖感

を強く感じるようになります。

原因と病態

膝蓋骨脱臼は、ジャンプの着地や方向転換などで、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が強く収縮した際に発生します。

膝蓋骨は大腿骨に対して外側へ脱臼することが多く、自然に整復されることも少なくありません。

初回脱臼は10代女性に多く、その後20〜50%程度の方が反復性脱臼へ移行するといわれています。

また、以下のような生まれつきの要因を持つ方では、脱臼を繰り返しやすくなります。

  • 膝蓋骨の形態異常
  • 大腿骨の形態異常
  • 膝蓋靱帯の牽引方向異常
  • 関節の柔らかさ(関節弛緩性)

脱臼時には、膝蓋骨や大腿骨の軟骨・骨の一部を損傷することもあります。

診断

診察では、

  • 受傷した状況
  • 膝蓋骨内側の圧痛
  • 腫れ
  • 膝蓋骨の不安定性
  • 脱臼への恐怖感(不安感)

などを確認します。

奥山整形外科では、骨折や骨軟骨損傷の有無を確認するため、レントゲン検査を行います。

特に、膝蓋骨脱臼では自然に整復されてしまうことも多く、単なる捻挫として見逃される場合もあるため注意が必要です。

症状や状態に応じて、追加検査や専門医療機関へのご紹介を行う場合があります。

予防と治療

初回の膝蓋骨脱臼では、脱臼が整復されていない場合には整復を行い、その後は外固定や安静などの保存治療を行います。

症状に応じて、

  • サポーターや装具
  • リハビリ治療
  • 太ももの筋力訓練
  • 再発予防トレーニング

などを実施します。

反復性脱臼の場合や、

  • 脱臼しやすい骨格的特徴が強い場合
  • 骨軟骨損傷を伴う場合
  • 不安定性が強い場合

には、手術治療が検討されることがあります。

また、スポーツ復帰は、

  • 痛み
  • 腫れ
  • 可動域制限
  • 筋力低下

が改善してから判断します。

一般的には2ヵ月以上、手術を行った場合には3〜6ヵ月程度かかることがあります。

※手術が必要な場合には、連携する専門医療機関をご紹介いたします。

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